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ポップヨシムラの思い出1

ポップ吉村の思い出1

 

私が生まれたのは福岡県福岡市の雑餉隈という町です。私の記憶は三歳の頃から始まります。すでにポップ吉村こと吉村秀雄さんの福岡時代を知る人も少なくなり、いくつかの思い出を書いてみたくなりました。

ポップヨシムラとは第一回鈴鹿8時間耐久ロードレースで優勝したバイクチューナーです。

 

三歳の私の朝は近所の鉄工所の旋盤の「ガッシャン ガッシャン」という激しい音で始まります。平日は毎日9時になると機械の音で始まり、眠くても目が覚めてしまいます。鉄工所の社長さんはポップのお兄さんで、その鉄工所は元々は材木卸商だったらしいのですが私が生まれた時はすでに鉄工所でした。

 

そんな朝はもうひとつの音で始まります。2サイクルのバイクで、レース使用のバイクのエンジンの、けたたましい音です。

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今のバイクのようにハンドルのボタンを押せばかかるというセルスターターなんかない時代ですから、朝になると誰かがまたがったバイクを誰かが押して「押しがけ」エンジン始動の風景です。

バイクに乗ってるのは短いヘアースタイルの20歳くらいの青年で、バイクを後ろから押してるのは必ずポップです。ポップが必死に50メートルくらい押すとなんとかエンジンがかかります。そしてポップは青年に「おい どげんか?吹きようか?」と毎日同じ言葉です。そしてエンジンが安定してくると、「行かんか」と青年に声を掛けバイクの定例の周回にスタートします。周回といっても大きな池の周りを行き来するだけです。けたたましいマフラー音とオイルやガソリンの臭いが漂います。

ポップはお兄さんの鉄工所のすぐ隣にバイクの修理工場を営んでました。工場の外壁のトタン看板にはホンダの羽根のマークと「ヨシムラモータース」が書かれています。

鉄工所のお兄さんとポップは顔がとてもよく似ているのですが、ポップのほうが背が低く、歩き方が同じで猫背で歩く姿はよく似ていました。しかし二人が並んで歩くとか連れ立って歩いているのは一度も見たことがありませんでした。兄弟ながらもいろいろとあったのだなと知ったのは何十年も後のポップのルポルタージュ的な本である「富樫ヨーコ著・POPヨシムラ伝説」が出た後でした。

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